そうなんです!日本酒は通常、1~2回の加熱処理を行って、常温でも安定した品質を保てるようにしているんです。
先ほど飲んでいただいた「生酒(なまざけ)」は一度も火入れをしていない、しぼりたてのフレッシュなお酒なんですよ!
日本酒には他にも「生」のつくお酒があるんですが、実は種類が違うんです!
えっ!? 「生」って火入れしてないってことじゃないんですか?
「生酒」以外にも、「生詰め(なまづめ)」「生貯蔵酒(なまちょぞうしゅ)」があります。
違いは火入れ(加熱処理)のタイミングなんです。
分かりやすく図でご紹介しますね!
普通の酒は2回火入れ、生貯蔵は貯蔵後に火入れを1回、生詰めは貯蔵前に火入れを1回、生酒は1度も火入れをしていないお酒を言います。
だから生酒は冷蔵のまま流通させなければならない、大変デリケートなお酒なんですよ。
マンガでわかる生酒の世界 一覧
第1話「生酒って知ってる?」
第2話「“生”ってどういうこと?」
第3話「生酒にぴったり♪ カンタンおつまみ」
第4話「バルでおしゃれに生酒♪」
第5話「生酒と物流?」
第6話「発見!酒器で楽しむ生酒の世界」